ああ無情

このところ、世間さまに置いていかれる感がハンパないっす。

ツイッターがどうの、インスタがどうの、言われてもわけがわからず、ただオロオロと戸惑うばかりの私・・

外へ行ってもガラケーを片手に持ち、写真を撮るときはバカチョンデジカメ。
自撮り棒など、私からは一千億光年の彼方の事柄です。

また、東京オリンピックが近づいてきて、禁煙の輪が拡がってまいりました。
私はどこかに入るとき、必ず店外に喫煙場所があるかを確認しますが、最近はなかなかありません。

あるとき、何度か行ったことのある、喫煙室のあるカフェに入りました。

ナポリタンを食べているあいだ、そこの部屋でタバコを吸っている人がまったくいないのが気にかかりました。
しかも置いてあるハズの場所に、灰皿がありません。
もしや・・
「はい、当店は全面禁煙になりました」
ガビョ~~~ン!!

私はガックリと肩を落とし、あやうくヨヨと泣き崩れるところでした。

その商業施設のなかにある喫煙室まではるばる訪ねていきますと、どこからもはじき出されてきたヲッサンたちが、憂き身をやつして狭い空間でショボショボとタバコを吸っています。
そのなかで、さらにいっそう憂き身満載の私が隅っこで一服するという塩梅です。

ハンパない疎外感のなかで、私はこれからどうやって生きていこう・・、そう苦悩するのでした。

私の味方は音楽と、あとは道志の森だけか・・
いや、キャンプ場ももしかして禁煙になったりして・・

数年後は、完全引きこもりヲッサンの出来上がりになるかもしれません(自爆)・・

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# by ryu-s1959 | 2018-09-18 07:50 | 随感

おばたのおじいさん

この方は、スゴいですネ~。
なにがすごいって、その行動よりも、その心のあり方です。

潤沢とはいえない年金額で暮らしていて、それでもありがたいという気持ちを抱いている。

おばたのおじいさんの倍くらい年金をもらっていても、「こんなんでやってけるか~!」と怒って新幹線で焼身自殺した迷惑なおじさんもいました。

*******

私の思い違いかもしれませんが、もしかしたらおばたのおじいさんの心の奥には、なにか人には言えない哀しみがあるのではないか、なんとなくそう感じます。

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# by ryu-s1959 | 2018-08-20 09:36 | 語録、あるいは覚書

永遠

ふとした折に、「永遠」を感じるときがあります。
それは音楽を聴いているときだったり、まれには操法をしているときだったりすることもあります。

それは予告なく訪れ、ほどもなく去ってゆきます。
それは形はなく、この手で掴むこともできません。
それはどこか「人生そのもの」でもあるようでいて、なぜか無性になつかしい。

その向こうには、なにがあるのだろう。

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# by ryu-s1959 | 2018-07-28 21:07 | 語録、あるいは覚書

ダメな人間

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いつもの道志の森ですが、今日は焚き火はしません。
「焚き火命」の私が焚き火をしない! なぜか?
だって、アヅいんだも~ん!

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「自分はダメな人間」という思いが、時折フーッと、抗い難く湧いてくることがあります。

人生をスタートさせたのはいいとして、さてその鳥羽口で人格を否定され続ける経験がありますと、ある種のトラウマのようになってしまいます。
そうなりますと、「生きるということは、なんて辛いことなんだろう」という、人生に対するネガティブな思いが生きる基本のベースとなって定着してしまいます。
それからはどの局面においても、自分の存在はいつもアウェーと感じてしまうのです。

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そんな私も、夢はたくさんありました。
小さい頃は、やはり正義のヒーロー。

「鉄腕アトム」
「8マン」
「遊星仮面」
「レインボー戦隊ロビン」など。
悪者をやっつけて、地球の平和を守るのだ!(妄想です)

小学生の頃は、ファーブル。
そう、昆虫博士になりたかったのですネ。
自分に危害を加える者のいない、ただ自然があるだけの世界で、ひっそりとただ独り小さな家に棲み、昆虫を観察して生きることにどれだけ憧れたか。

長じて高校生になりますと、ロックミュージシャンに憧れます。
私の華麗なテクニックに、聴衆はうっとり聴き惚れるのです(あくまで妄想です)。

その後興味はやがて、「隠された学」に移行します。
タロットカードの意味を説き明かし、
ロゼッタストーンを解読し、
トートの書も解読し、
ヘルメス文書も解明します(すべて妄想です)。

ほどもなく人文方面に関心は移り、哲学思想、文学を漁り始めます。
いずれもペダンティックな様相を帯びたものばかりです。
しかしペダンティズムを理解するには、正当な思想体系を理解することも必要になります。
カント、ヘーゲルは決して難解ではないけど、くだくだしかったなァ・・
世が世なら、私は文豪と呼ばれていたハズなのだ!(言うまでもなく妄想です)

そのようにして、自分自身で追求するテーマは多く、他にもオートバイ、野宿など、アウトドア方面も食指を拡げ、人形も好きでしたから個展などにも出張り、伝説の天野可淡さんとも仲良しでした。
アンダーグラウンド芝居もよく観にゆきました。

いまだったら、どれが一番自分にとって合ってるかということを考えたりしますと、やっぱりファーブルの世界かなァ・・

ともかく自分のことで精一杯で、活動は忙しく、日々は過ぎてゆきました。
そんな折、30代の後半に差し掛かる頃、母親を喪いました。
当時は医療体制のことをなにも知らず、辛い思いをさせてしまいました。

自分のことばかりで家のことを顧みず、寄りつきもしなかったことが大変に、悔やまれました。
「人生において最大の不幸は、親孝行をしてこなかった者が、その機会を永遠に奪われること」なのではないかとも、思ったりしました。


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ここでは、誰にも言えない苦しみや辛さを両親に打ち明けます。
でも最後には、なにもできなかった親に、ひたすら謝るだけとなります。

そして、アア、自分はなんてダメな人間なんだろう、と、そんな思いが頭を占領するのです。


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さて、寝ようかと思ったときでした。
ふと目の前を見ますと、ホタルが2匹、仄青い光を発していました。
木に留まっていて、そのままじっとしています。

私はハッとしました。
両親が私の許へ来てくれたのではないか。
厳密に言えば、ホタルで光を発するのはオスのみなのですが、ホタルの光に姿を借りて来てくれたのではないかと。

「お前のことを見守っているよ」そう、言ってくれている気がしました。
もしかしたら、「辛いのにもう充分に頑張ったよ、もうこっちへ来て休みなさい」ということだったりして・・

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# by ryu-s1959 | 2018-07-24 07:22 | 随感

人生がわかってきた・・?

「お前はなんか勘違いしてるんじゃないかって?」

いやいや、そう思うのもムリありません。
でも、そんな大層なことじゃァないンですヨ。

ですから、「私は悟ったのじゃァ~!!」・・
などというようなことではサラサラなく、

「うん、こういうことではないのかなァ」
というような、どこか魂の遠くから送られてくるメッセージのように、私の裡なる深い部分から囁いてくる感覚がある、ただそれだけなのです。

じゃァ、人生のなにがわかってきたのか。

*******

ひとつは、どんな人生にも価値の違いはないということ。
どんなに賞賛された人生であろうと、逆にどんなに無為に見えた人生であろうとも、そこにはいささかの差もないということ。

もうひとつは、「いま生きているこの人生だけがすべてではない」ということ。

どこか一部分だけ切り取ってみれば、人生とはものすごい不公平にできています。
でも、全部を押し並べてみれば、誰も彼も違いはないのではないか。
しかしてその全部とは、いま生きているこの人生だけのものではないのではないか。

もっと言いますと、いま生きているこの現実世界は影のようなもので、本当は我々には見えない部分にこそ、真実の実態があるのではないか・・、などと思ったりもするのです。

であるならば、いまできること、すべきこと、やりたいことをせいいっぱいやる、愉しんでやる、シンプルだけど、これが個々人に与えられた課題でもあり、また権利でもあるのではないでしょうか。


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# by ryu-s1959 | 2018-07-11 20:44 | 語録、あるいは覚書

国産小麦使用!!

とある商品に、タイトルのごとき表示が、デカデカと、威風堂々と書いてありました。

裏面を見てみますと、小っちゃな小っちゃな字で、
「国産小麦10%使用」と書いてありました。

これって・・・

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# by ryu-s1959 | 2018-07-07 21:44 | 随感

森田童子を悼む

実は私は森田童子が好きで、内緒の話ですがアルバムは全部買いました。
これも内緒の話ですが、コンサートにも行きました。

彼女はけっこう大柄で、コンサートが始まるとき、その勇姿がドライアイスが立ちこめているなかから現れてきたものでした。
カーリーヘアのシルエットが見えたとき、
おお! レッド・ツェッペリンのロバート・プラントか!
出だし、「ロックンロール」が始まるんじゃないか!
などと錯覚したものでした。

彼女のMCは、それはそれはただただ暗いもので、誰もが救われないような内容の話を淡々とし続け、しかもオチもなにもないまま次の曲へと行くような塩梅でした。

*******

森田童子の世界には、全共闘世代の蹉跌のやるせなさと、大正ロマンのノスタルジーの合わさったものをつとに感じました。
当時持て囃されていた丸尾末広さんの漫画にも、通底するものがありました。

*******

当時、私の仲間と論争になったのが、「森田童子は美人か否か」という、アホなものでした。
私はもちろん、美人派でした・・

あの頃、深夜の街をドライブするとき、森田童子のカセットをかけると、妙なボルテージが上がる感じでした。
暗いけれど、沈殿はせず、結晶となって昇華するイメージだったのです。

実はこの私の、持って生まれ、つちかった暗い性格、これはどんな名医も治せません!!
森田童子の歌と、たいへんにシンクロします。
森田童子、最高!!

*******

「高校教師」で主題歌となった「ぼくたちの失敗」が、それまでの全部のアルバムの総売上を何倍も何倍も凌ぐような数字をたたき出した(と思われる)とき、私のなかでは、割と冷めた心情がありました。
いまごろは、森田ちゃんは大笑いかな・・
でも、そんなことはどうでもよろしい。

森田童子は、自身でも言っているように、まさに「滅びの美学」を体現した、希有なる芸術家であることに、間違いはないのです。
合掌。

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# by ryu-s1959 | 2018-06-13 20:37 | 随感

集団ヒステリー

いやはや世の中、ワールドワイドにセクハラやパワハラ、モラハラでハラハラしているようで・・

それまで帝王のように振る舞っていた人が、あっという間に地の底に凋落する、なんていうことが日々起こっています。
ハリウッド大物Pや韓国の水かけナッツ姫たちなどを例に挙げるまでもありません。

で、そこまでビッグでなくとも、極端にいえば、誰もが同じです。
ウカウカしていると、いつ足元をすくわれて自分が同じ目に遭ってしまうか、わかりません。

そそ、そりゃあ、大変だ!
だからいつも、突いったーやふぇ椅子ブック、そうそう陰酢多も欠かさずチェックしなきゃ!
こうなりますとSNSなのかSOSなのか、よくわからない。
常時、交感神経は興奮しまくりです。

私のところのお客さんで、そんな様子を「魔女狩り」と表現した方がありました。
座布団1枚!

中世の魔女狩りは前近代的なもので、なんの罪もない人を寄ってたかって抹殺しました。
さすがに現代では、まったく関係ない人に罪を着せるということは、あまりないでしょう。

しかし、常に攻撃できる対象がないかを、鵜の目鷹の目で探しているというということでは、大して変わり映えしないのではないか。

いったん誰かが魔女として認定されれば、誰も彼もがたちまち尻馬に乗っかってどこまでも攻撃がエスカレートしてしまう・・
そして、そのエスカレートの上昇気流の勢いは、強力な世論となって誰にも止められません。

テレビやネットでそのような様子を見るにつけ、集団ヒステリーというタームが頭をよぎります。


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# by ryu-s1959 | 2018-05-30 16:59 | 語録、あるいは覚書

冥土への土産

誰もが冥土へと赴くときはやってきます。
そんなとき、お土産はなにを持って行けばよいのでしょう。

たとえばノーベル賞だったりオリンピックの金メダルなんてのはどうでしょう。
こんなのは、そうそう誰でも取れるもんじゃない。

ところが残念ながら、賞自体や金メダルそのものを持ってったって誰も喜ばないようです。

たとえばお金はどうでしょう。
「地獄の沙汰も金しだい」などと言ったりします。
私よりも、ホンの、ホンのちょびっとだけお金持ちのビル・ゲイツ君の総資産8兆円を持ってったら喜んでもらえるでしょうか。

まァ、ムリのようです。

たとえば生前に善行を重ね、人々に尊敬され、惜しまれて亡くなったとします。
土産は人々の敬いと悼む心になりましょうか。

そうですね、さほどは喜ばれないと思います。

それでもダメかい・・
ふんじゃあ、いったいなにを持ってったら喜ばれるんだい、え?

それはネ、ただ「自分の人生を肯定する心」、それだけだネ。

ときにネ、お土産は持ってかなくちゃイケナイのかな?

持ってかないと微妙に差別されるとか・・


そこはご安心ください!

この、ジャパネットリューちゃんはしっかり勉強させていただいております!

あっちでは、ただただ、まるごと身ひとつだけ持って行けくだけでOKです。


喜びも悲しみも、恥も慚愧も、蹉跌も恨み辛みも、やり切れなさもなにもかも、まるでアナと雪の女王のごときに、ありのままでOKでございます!

おおお~!(どよめき)


お土産は、自分がかの地に赴くそのときに、心の平安を携えるためのものに過ぎないのです。


はァ・・なにを、そんなに自信たっぷりに言えるんだい?


いやいや、自信なんてめっそうもない。
ただ、心の奥底でなんとなくそう感じるんです。

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# by ryu-s1959 | 2018-05-26 13:34 | 語録、あるいは覚書

久々に・・

よい生活、ハイライフというのは、セレブなどでもそうなように、どれだけ大勢の人にかしづかれて世話もさせて、どれだけ上げ膳据え膳でのライフスタイルをするか、というようなことどもが一般的な感覚である面もあり、それが、ともすれば幸福の尺度としての認識である傾向もあるやもしれません。

でも私個人で言いますと、どうもそれは落ち着かない。
どちらかと言えば、「いやいや、どーかどーか私のことはお構いなく、もう勝手にやりますから」、てなふうに自由にできた方が、よほどよほど嬉しい。
まァ出身が、高貴な出ではないのでしょうね。

ということで、今週の休みでは超高級旅館に諭吉何枚も出して行くようなことはせず(絶対しない)、超高級リゾート地(一泊700円!)に、超豪華リムジン(狭い道でもスイスイ行ける・・?)に乗って行ってまいりました。
いや、まいどおなじみ道志の森です。
しかし今回は、ずいぶんとお久方ぶりです。
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ここは綺麗な水洗トイレときちんとした水場もあって、自動販売機もあるサイトもあります。
でも私が訪れるのは、工事現場にあるような簡易トイレだけがあって水場もなにもない、ただ自然だけがあるような場所です。
その方が、いっさいの社会的なしがらみから絶たれた感があるのです。
ちなみにauは圏外です。
ハイ、間違いなく現実逃避ですネ。
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ここに超高級別荘を建て(格安のテント)、自然のなかで瞑想(酩酊?)をします。
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ちょいと暑い。
でも夜になると大分涼しい。
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自分はいま、どこにいるのか。
そして、どこに向かっているのか。
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いまはもういない両親に、語りかけることができる場所でもあります。
しかし、実際に応えてくれることはありません。
たぶん、こんなふうにこう言うかもしれないなァ、という感触だけです。
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すぐそばに川が流れていますが、その脇に椅子を置き、川の水に冷やされた風を頬に感じながら、さまざま妄想します。
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また焚き火をしながら、予定調和のごとくにアルコールを摂取します。
今日はガマガエル君はやってきません。
広葉樹の薪は、杉のようにはぜることもなく、火付きは悪いですがいったん燃えると長く燃えてくれます。
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いつも答えは出ません。でも、それでよいのでしょう。
誰も皆、答えのないなかで懸命に生きるしかないのです。

また、ここへ来るでしょう。
あたかも無為なる禅問答のようなひとときのために。
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# by ryu-s1959 | 2018-05-16 21:04 | 随感